帯状疱疹ワクチン接種を行っています。

内科・循環器内科・糖尿病内科・在宅診療 にしおかクリニック

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2023.08.07

帯状疱疹ワクチン接種を行っています。

帯状疱疹とは

水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。加齢などによる免疫機能の低下が発症の原因となることがあります。また、50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症するといわれています。

(症状)

体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。症状の多くは上半身に現れ、顔面、特に目の周りに現れる事があります。

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(帯状疱疹後神経痛)

帯状疱疹で、命にかかわることは、ほぼないと言われています。ただ、この病気の厄介なところは、50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち、約2割は3か月以上痛みが続く事です。これを帯状疱疹後神経痛と言い、特に高齢者では日常活動動作(ADL)の低下につながります。

帯状疱疹ワクチンについて

当クリニックでは、帯状疱疹予防として、ワクチン接種を行っています。使用している帯状疱疹ワクチンは、メインとして、不活化ワクチンのシングリックスの注射を行っています。発症予防効果は高く、2回接種で95%以上あり、ワクチン接種後10年間は予防効果があると確認されています。

  • 対象は、50歳以上の成人のみでしたが、帯状疱疹を発症するリスクが高いと考えられえる18歳以上の成人にも適応拡大されています。
  • 接種回数は計2回です。1回目接種から2か月後に2回目の接種を行います。
  • 費用1回21000円(税込み)です。2回接種が必要ですので、計42000円(税込み)

となります。

現在、公費負担も無く、ワクチンの値段は高いです。ただ、発症予防効果も高く、10年以上も効果があり、費用対効果は高いと思われます。

ご興味のある方は、診察時に医師に相談してください。

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詳しくは、下記を検索
Taijouhoushin-yobou.jp

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